記事 (1件) リスト ウェブマガジン タイル 「ここが故郷のよう」、朝鮮戦争期の民間人虐殺現場で遺族が明かした悲しみと願い 「ここが故郷のよう」、朝鮮戦争期の民間人虐殺現場で遺族が明かした悲しみと願い 「発掘が行われている期間にはこの建物で寝泊まりしているのですが、皆に『よくこんな怖い所で眠れるな』と言われます。でも私は『アボジ(父)はどこにいるのかな』と思うと気が安らぐのです。私にとってここは故郷のようなものなのです」今年10月、発掘現場に隣接する遺族会の事務所で、全美暻(チョン・ミギョン、73)さんは穏やかな表情を浮かべこう明かした。虐殺現場が故郷——朝鮮半島の南北分断に関する取材をライフワークとする筆者にとって、これまでで最も心揺さぶられた言葉だった——とは、いったいどういうことなのか。その背景には今なお続く悲しい現実があった。●骨が眠る谷、コルリョンコルソウルから南に200キロあまり 南北関係/남북관계 | 徐台教(ソ・テギョ) 記者 | 2022-01-14 16:28 はじめにはじめに1おしまいおしまい