●「国家葬」の盧泰愚10月26日、88歳の盧泰愚元大統領の死去が伝えられるや、韓国社会では盧氏の「評価」をめぐる論争が起きた。これは「功過」、つまり功績と過ちを分けて考えるべきという立場と、償わなかった過ちの方が大きい、という意見の対立といえる。盧泰愚氏の功は、大きく二つに分けられる。一つ目は体制の転換をスムーズに成し遂げた点だ。全斗煥の軍事独裁政権期（1979年末〜88年2月）に政権のナンバー2として中心部に居続けた盧氏は、87年6月の民主化宣言（6.29宣言）を政府側の人物として発表し、直接選挙で争われることになった同年12月の大統領選で当選する。そして、前任の全斗煥政権との差別化に乗り出

●지지율 90%의 재출발“이제는 '핵분단'의 시대가 될지도 모른다”한달 전쯤, 몇 잔의 소주가 오간 자리에서 어떤 북한 전문가가 낮은 목소리로 무거운 마음을 토로했다. 삼겹살 굽는 냄새가 진동하는 실내에서 ‘핵분단’이라는 말의 무게에 무심코 신음했다. 그날의 소주는 여느 때보다 썼다.‘핵분단’이란 기존 남북 분단에 북한 핵무기가 더해짐으로써, 분단이 보다 고착화되는 상황을 이야기하는 것이다. 여기에 한국의 독자적 핵무장론까지 포함될 수도 있다.돌이켜보면 3년 4.27은 특별한 날이었다. 이날 판문점 남측 시설 ‘평화의

●支持率9割の再スタート「これからは核分断の時代になるかもしれない」ひと月ほど前、焼酎で顔をほのかに赤らめた北朝鮮専門家が、低い声でこう語った。サムギョプサルを焼く匂いが充満する店内で、「核分断」という言葉の重みに思わず唸ったことをよく覚えている。その日の焼酎はいつもより苦かった。3年前、4月27日は特別な日になった。この日、南北軍事境界線のある板門店の南側施設『平和の家』で会談を行った文在寅、金正恩の南北両首脳が発表した『板門店宣言』には、史上はじめて「非核化」という言葉が明記された。2000年の史上初の南北首脳会談には入らず、07年の二度目の首脳会談でも「朝鮮半島の核問題の解決」とだけ記さ

●「戦後」終わらせた安倍前首相その引き金をひいたのは安倍晋三首相（当時）だった。18年10月の判決直後、記者団に向け「1965年の日韓請求権協定で完全かつ最終的に解決している。今回の判決は国際法に照らしてあり得ない判断だ」と語った。この言葉はワイドショーやニュースで繰り返され、社会に大きな影響を与えた。同年11月13日に発表されたNHKの世論調査では、大法院判決に「納得できる」と答えたのは2％、69％は「納得できない」とした。だが判決直後に多くの識者が、また00年代以前に日本政府も指摘していたように、強制動員被害者の個人請求権は残っているため大法院の判決は充分にあり得るものだ。さらにこの「熱狂

한국 정부는 최근 COVID-19의 전세계적 확산에 따른 조치로서 한국전쟁 참전국에 대한 방역 물품 지원 계획을 밝혔다. 그러면서 이웃나라 일본에도 방역 물품을 지원할 생각이 있음을 내비쳤으나 “일본의 공식적인 요청이 없는 이상 어렵다”는 입장이다. 이는 당연한 반응이다. 어느 나라나 대상국의 요청없이 지원할 순 없다. 하지만 정부가 주저하는 또 하나의 배경이 있다. 양국의 과거사 갈등이 수출규제와 비자제한이라는 현실적 경제조치로까지 확대된 상황 탓으로 보인다. 작년부터 미해결인 채 남아있는 거센 갈등이 일본에 대해 먼저 전향적인

●名前の無い「済州4.3」「済州4.3」は「済州4.3」だ。1980年5月18日の「光州5.18民主化運動」と違って名前が無い。以前は「済州4.3事件」と呼ばれていた。しかし、韓国政府の公式な謝罪どもあり、暴挙や犯罪を連想させる「事件」という言葉は今や使われなくなった。しかし、正式な名称は今なお無いままだ。ここに「未だ終わらない済州4.3」と呼ばれる所以がある。「済州4.3」が終わらない背景には、国家による暴力を南北朝鮮の対立から正当化し、今なおその枠組みから抜け切れない韓国政治の怠慢と、休戦が続く朝鮮半島という現実が横たわる。●「済州4.3」とはそれでは「済州4.3」とは何か。少し長くなるが

創刊にあたってこのたび創刊となった「The New Stance ニュースタンス」は、朝鮮半島と日本の社会問題を解決するためのプラットフォーム（土台）となることを目指すメディアです。 ご存じのように現在、朝鮮半島には朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）と大韓民国という2つの国があります。私たちはまず、韓国と日本の類似性に注目します。女性差別、外国人嫌悪、高い自殺率、青少年をはじめとする貧困、少子高齢化、介護、創造的でない教育、地方消滅、言論の頽廃など様々な問題が両国の社会に似た形で存在しています。気候変化なども共通の問題です。一方、韓国と日本は年間885万人（2019年、韓国→日本558万人、日本

101周年も、コロナの影響で最小規模に毎年恒例の記念式典は午前10時に培花（ペファ）女子高で行われた。韓国政府によると、1898年に米国人宣教師により設立された同校は「『3.1独立運動』から一周年を迎えた1920年に、生徒40名あまりが記念行事を開いた歴史的な場所」とのことだ。一方、韓国では1日午前9時時点で3,526名と、中国に次ぐ新型コロナウイルス（COVID-19、韓国ではコロナ19と表記）感染者が出ている。そのため、式典は参加者100人に満たない最小の規模で開催された。100周年を記念し、盛大な規模だった昨年とは対照的だ。また、式典の随所にコロナ19の影響が見られた。例えば愛国歌（国家