12日に開かれる米朝首脳会談の場所が、シンガポールのセントーサ島に位置する、カペラホテルに決まった。

5日(現地時間)、ホワイトハウスのサラ・サンダース報道官は自身名義のツイッターに、「大統領と金正恩指導者(委員長)とのシンガポール首脳会談の場所は、セントーサ島のカペラホテルになるだろう。彼らを歓待してくれるシンガポールの方々に感謝する」と書き込んだ。
首脳会談を準備するためにシンガポール入りしていた米国側の事前準備チームはその間、カペラホテルに宿泊していた。セントーサ島はシンガポール本島から800メートルほど南側に離れた所にあり、他にカジノや遊園地も併設されている。
特に、両島を結ぶ橋は一つだけで、ここを塞げば人の出入りを統制することが容易なため、警護に最適な場所といえる。
金正恩氏の身辺を担当する北朝鮮のキム・チャンソン国務委員会部長が率いる北朝鮮の代表団も、先月30、31日にかけてカペラホテルを訪問し、米側代表団と米朝首脳会談の実務準備を行った。
当時、日本のNHKは、北朝鮮と米国代表団がそれぞれゴルフカートに乗って、カペラホテルの敷地内を回る姿を確認したとし、彼らが会談および宿泊場所として、事前調査を行ったように見えると報じていた。
(ソウル=ニューシス、編集・翻訳:本紙編集部)
Tag
#米朝首脳会談
著作権者 © The New Stance 無断転載および再配布禁止