ソウルで昨年、60件の「スクールmetoo」...教師45人が処分
ソウルで昨年、60件の「スクールmetoo」...教師45人が処分
  • 徐台教(ソ・テギョ) 記者
  • 承認 2020.03.06 00:06
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韓国で、学生が性被害を訴える「スクール#metoo」の申告が、校内で行われるかたちに変わった事が分かった。

3日、ソウル市教育庁は、昨ソウルの学校で学生が教師に性的虐待を受けたと申告する「スクールmetoo」が60件にのぼったと明かした。

内訳は、▲教師が性的暴行を行ったもの(23件)、▲教師がセクハラしたもの(33件)、▲嫌悪発言や性差別そして二次加害を行ったもの(4件)など。

ソウル市教育庁が制作した性的虐待予防映像「先生と一緒に」の一場面。ソウル市教育庁提供。
ソウル市教育庁が制作した性的虐待予防映像「先生と一緒に」の一場面。ソウル市教育庁提供。

60件のうち45件は、各学校の性苦衷審議委員会を通じ、教師が懲戒などの人事措置を受けたという。また、9件は申告内容とは異なりセクハラなどが無かったと判断され。さらに、6件は申告者と連絡が取れなかったり、申告が「建議」のレベルであったため、同委員会が措置を下さなかった。

教育庁はまた、昨年訴えがあった「スクールmetoo」の中で、ツイッターやフェイスブックなどSNSで先に公論化されたケースが無かった点を強調した。

昨年の申告ルートを見ると、生徒から申告を受けた学校が、公文の形で教育庁に知らせた場合が47件と最も多かった。また、「教育監(各地域の教育政策を統括する選出職)」へのホットライン(helpschool@sen.go.kr)を使ったケースが7件で続いた。

さらに、教育部・教育庁へのオンライン申告が4件、電話またはアンケート用紙を通じ申告したケースがそれぞれ1件だった。つまり、すべての「スクールmetoo」が公式のルートを通じ申告されたことになる。

これに対し、教育庁の関係者は「学生たちが学校に申告するケースが最も多いのは、教師と友人たちが「スクールmetoo」の内容を支持してくれることを見込んでのものでは」と分析した。

ソウル市教育庁は、性的虐待の被害にあった学生に対し勇気と支持を伝えると共に、教師には被害者の支持者として役割を果たすことを求める動画を制作し、YouTubeや韓国両性平等教育振興院の「ジェンダーON」のページを通じ公開した。