ユニセフが北朝鮮に2250万ドルを支援予定
ユニセフが北朝鮮に2250万ドルを支援予定
  • The New Stance編集部
  • 承認 2020.04.09 10:07
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国連児童基金(UNICEF、ユニセフ)が2020年度の北朝鮮支援事業の予算を決めた。栄養支援や保健事業を行う予定だ。

9日、国連児童基金(UNICEF、ユニセフ)は、2020年の同団体の活動を説明する報告書『子どものためのユニセフの人道主義活動2020』をホームページで公開した。

その中で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対する支援事業に2250万ドル(約24億5,000万円)が必要とした。昨年の1950万ドルから300万ドルの増額となった。

内訳は、栄養支援事業に989万ドル、保健事業に680万ドル、飲み水の水質改善事業も580万ドルとなる。

ユニセフの該当ページのキャプチャ。
ユニセフの該当ページのキャプチャ。

栄養支援事業では、栄養失調に陥っている5歳以下の児童9万5,000人を対象に食餌治療を行い、同年代の160万人にビタミンやミネラルなどの栄養素を提供する。

保健事業では、子ども80万人に経口補充液(ORS)を支援し、600万人が必須医薬品を受け取れるようにする。また、50箇所の郡の妊産婦3万5,000人に対する応急治療を提供する計画とのことだ。

さらに、水質改善事業では18万3,000人に安全な飲み水を提供できるようにするという。

同報告書では「2019年は、食糧不安を加重させた長期間の干ばつと洪水があった。制限された農業は2020年も続くと見られる」とし、外部支援の重要性を訴えた。

ユニセフは今後、当初の予算に加え、募金を行いこれを充当していく構えだ。昨年は1950万ドルのうち、67%を集めることができた