[韓国世論調査1]大統領支持率46%/与党39%/次期・李在明(20年9月10日、韓国ギャラップ)
[韓国世論調査1]大統領支持率46%/与党39%/次期・李在明(20年9月10日、韓国ギャラップ)
  • 徐台教(ソ・テギョ) 記者
  • 承認 2020.09.11 14:00
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『ニュースタンス』では韓国の代表的な世論調査機関である『韓国ギャラップ』と『リアルメーター』の両社が毎週発表する定例世論調査の結果を記事化する。『韓国ギャラップ』は毎週金曜日、『リアルメーター』は毎週月曜日に更新する。また、分かりやすいように、記事の冒頭には通し番号を振るものとする。

●大統領支持率46%

韓国で大統領支持率と呼ばれるものは、正確には「職務遂行評価」への肯定的評価となる。

韓国ギャラップの場合には、「あなたは文在寅大統領が大統領として職務をよく遂行していると見ますか?」という質問に対し、「よくやっている」と答えた人の割合だ。なお、「よくやっていない」という回答の他に「どちらでもない」と「分からない/応答拒絶」がある。

今回の調査は9月8日から10日にかけて行われた。「よくやっている」と回答した者が46%、「よくやっていない」45%となった。「どちらでもない」は4%、「分からない/応答拒絶」は6%だった。

大統領の職務遂行評価。青線が肯定評価(いわゆる支持率)、赤線が否定評価(不支持率)だ。下の図は1年間の推移。韓国ギャラップ提供。
大統領の職務遂行評価。青線が肯定評価(いわゆる支持率)、赤線が否定評価(不支持率)だ。下の図は1年間の推移。韓国ギャラップ提供。

「よくやっている」と答えた人々の分布を地域別に見ると、光州市・全羅南北道で71%だった反面、大邱市・慶尚北道では31%にとどまった。

性別では男性の41%、女性の51%が「よくやっている」と答えた。年齢別では30代、40代の55%が「よくやっている」と答え最も高かった。60代以上は「よくやっている」35%、「よくやっていない」55%という回答結果だった。

支持政党別では与党・共に民主党を支持する人の77%が「よくやっている」を、第一野党・国民の力を支持する人の93%が「よくやっていない」と回答した。

職業別で「よくやっている」という回答が最も多かったのは事務・管理職で55%、一方で「よくやっていない」という回答が最も多かったのは自営業で53%だった。

回答者全体のうち、「よくやっている」を選んだ理由のトップ5は「新型コロナウイルスへの対処」39%、「全般的に」8%、「福祉拡大」6%、「最善を尽くしている」4%、「庶民のために努力」4%だった。

同様に「よくやっていない」では「経済・民生問題解決の不足」12%、「全般的に」12%、「人事問題」11%、「不動産政策」11%、「コロナ対策が足りない」7%、「独断的」7%と続いた。

●政党支持率は与党39%、第一野党19%

政党支持率は「あなたは次のうちどの政党を支持しますか」という質問への回答となる。

党名は与党・共に民主党(176議席)、第一野党・国民の力(103議席)、第二野党・正義党(6議席)、第三野党・国民の党(3議席)、第三野党・開かれた民主党(3議席)の5つの他に、「その他」(自由回答)」と「無し」、「分からない/回答拒否」がある。また、党名の並びは一定にならないよう循環させながら提示しているという。

結果は、「共に民主党」39%、「国民の力」19%、「正義党」5%、「国民の党」4%「開かれた民主党」3%、「その他」1%、「無し(無党派層と表現。無し25%+分からない/回答拒否4%の合計)」29%だった。

政党別支持率。青線が与党・共に民主党、赤線が第一野党・国民の力、黄色が第二野党・正義党、黒点線が無党派層だ。下のグラフは過去1年間の推移。韓国ギャラップ提供。
政党別支持率。青線が与党・共に民主党、赤線が第一野党・国民の力、黄色が第二野党・正義党、黒点線が無党派層だ。下のグラフは過去1年間の推移。韓国ギャラップ提供。

「共に民主党」を支持すると答えた層のうち、目に付いたのは「男性」の36%、「女性」の42%、「40代」の47%、「50代」の45%、「60代以上」34%、「事務・管理職」の46%などだった。また自身の政治的性向を「進歩」としたうちの62%が、「中道」の36%が支持した。

一方、「国民の力」に目を向けると、「男性」の22%、「女性」の16%、「40代」の13%、「50代」の19%、「60代以上」の30%の支持があった。また自身の政治的性向を「保守」としたうちの45%が、「中道」の15%が支持した。

他に「無党派層」として、「18歳〜29歳」の43%、「30代」の33%、「学生」の51%、「中道」の34%が分類された点が目に付いた。

●次期大統領候補人気1位は李在明氏

最後に「今後、韓国を率いていく政治指導者、つまり次の大統領候補としては誰が良いと考えるか」という質問についての回答を整理する。回答は特定の候補の名前を挙げるのではなく、すべて主観式の自由回答だ。韓国では22年3月に次期大統領選挙を控えている。

1位は李在明(イ・ジェミョン)現京畿道知事が22%、2位は李洛淵(イ・ナギョン)現与党・共に民主党代表で21%、3位は尹錫悦(ユン・ソンヨル)現検察総長、洪準杓(ホン・ジュンピョ)無所属議員、安哲秀(アン・チョルス)国民の党代表が3%で並んだ。李在明、李洛淵両氏ともに与党・共に民主党所属だ。

李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事。京畿道提供。与党所属だ。
李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事。京畿道提供。与党所属だ。

李在明氏については、「30代」26%、「40代」32%、「50代」29%が高い支持を送った。一方の李洛淵氏は「30代」20%、「40代」22%、「50代」22%だった。「60代以上」は李在明氏10%、李洛淵氏24%だった。

なお、22年3月の大統領選挙の行く末を問う設問では「現政権の維持のために与党候補が当選」が47%、「現政権の交替のために野党候補が当選」が39%だった。

※調査概要
2020年9月8日から10日にかけて、全国の18歳以上の1002人に対し、同社の調査員が直接電話をかけ聞いたものだ。標本誤差はプラスマイナス3.1%ポイント、95%の信頼水準となる。応答率は15%(6737人中、1002人が回答)だった。
 


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