[韓国大統領選D-75]写真で見る主要候補の選挙活動(12月24日)
[韓国大統領選D-75]写真で見る主要候補の選挙活動(12月24日)
  • 徐台教(ソ・テギョ) 記者
  • 承認 2021.12.24 23:58
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来年3月9日の大統領選投票日まで、主要候補の動静を写真で追うシリーズ。今回は各候補の12月23日の選挙活動のうち、目に止まった内容を紹介します。

(1)李在明(共に民主党)

与党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン、57)候補は23日、ソウル市内で李洛淵(イ・ナギョン、70)同党前代表と昼食を共にした。二人が会うのは51日ぶり。

李候補はこの日、李前代表に対し「越えるべき山が多く、たくさんおぶってください」、「尊敬する李前代表が、これから本格的に必要な組織に直接参加し、第4期民主政府(金大中−盧武鉉−文在寅を継ぐ政府という意味)のために最善を尽くしてくれる」と協力を求めた。

これに対し李前代表は「民主党の勝利のために李候補と私が一緒に努力することにした」と述べた。

共に民主党の党内予備選で、中途脱落した候補の票を有効とするのか無効にするのかで確執が深まった両者だが、今後、いかに李前代表が協力するのか注目される。李前代表は「国家ビジョンと未来統合委員会」の共同委員長を務める。

23日、ソウル市内で李洛淵同党前代表と昼食を共にした李在明候補(左)。共に民主党提供。
23日、ソウル市内で李洛淵同党前代表と昼食を共にした李在明候補(左)。共に民主党提供。

(2)尹錫悦(国民の力)

最大野党・国民の力の尹錫悦(ユン・ソギョル、61)候補は23日、全羅南道の順川(スンチョン)市で全羅南道選対委員会発足式に参加した。

この席で尹候補は、再び「失言」とも受け止められる発言を二つ行い、前日に続きメディアに大きく取り上げられた。

まずは「私はこの政権は変わらなければならない(と思っていた)が、共に民主党には入れないため、しょうがなく国民の力を選んだが、この国民の力が真の支持を得る与党になるために大変多くの革新が必要だと主張している」とした部分だ。国民の党に入りたくなかったが、しょうがなく入った、という印象を与える言葉だ。

次に、「現在の政府の主軸として、80年代に民主化運動を行った人が多いが、それが自由民主主義運動によって行う民主化運動でなく、外国から輸入していた理念にとらわれて民主化運動をした人たちと同じ道を歩くもの」と述べた。これには民主化運動の歴史を一面的に捉えるものではないのかいう批判が出た。

尹候補は後にこの発言について、「民主化運動が輸入されたという意味ではない」とする一方、「外国から輸入してきた理念」については「80年代に理念闘争に使われた理念、例えば南米の従属理論、北朝鮮から輸入されたチュチェ思想などもある」と答えた。

23日、全羅南道順川市で全羅南道選対委員会発足式に参加した尹錫悦候補。国民の力提供。
23日、全羅南道順川市で全羅南道選対委員会発足式に参加した尹錫悦候補。国民の力提供。

(3)沈相奵(正義党)

第二野党・正義党の沈相奵(シム・サンジョン、62)候補は23日午後、特別自治道である済州島(チェジュド)を訪問した。

この日、道民との懇談会で沈候補は、同地で反対世論が根強い「第二済州空港」の開発について、「私が大統領になったら白紙化を宣言する」と述べた。

また済州島を「大韓民国の環境首都に公式に指定し、済州島の歴史を正しく打ち立て、道民の生活を高める中で、世界的な生態文化観光の島として育成する」とした。

その上で、▲「済州4.3抗争」の名前を刻む(正式な名称は現在ないため、4.3抗争と名付けるという意)大統領になる、▲大韓民国環境首都総合プランの推進、▲済州を「グリーン雇用特区」に指定、▲気候危機時代の生態(エコ)農漁業を強く支援する、という計画を明かした。

23日、23日午後、特別自治道である済州島を訪問し、市民と懇談会を開いた沈相奵候補。正義党提供。
23日、23日午後、特別自治道である済州島を訪問し、市民と懇談会を開いた沈相奵候補。正義党提供。

(4)安哲秀(国民の党)

第三野党・国民の党の安哲秀(アン・チョルス、62)候補は23日、釜山(プサン)市を訪問した。

韓国メディア『毎日経済』によると安候補はこの日、同市内で行った記者会見で「政府と与党がこれまでの政策をひっくり返し、不動産保有税の凍結と、電気・水道料金の凍結など、(投票日まで)3か月を期限とする選挙用ポピュリズム公約乱発している」と批判した。

そして「今は新型コロナに対する防疫対策と新型コロナで厳しい時間を送っている人たちをどうやって助けるのか、財源はどう作るのかという緊急の民生問題に集中すべき」と述べ、▲追加予算は国債発行ではなく、既存の本予算の項目を調節する形で行う、▲新型コロナ克服のための民・官・政府合同対策機構の設置といった提案を行った。

23日、釜山市内で記者会見する安哲秀候補。国民の党提供。
23日、釜山市内で記者会見する安哲秀候補。国民の党提供。

(5)金東兗(新しい波)

新党・新しい波の金東兗(キム・ドンヨン、64)候補は23日、ソウル市内の大韓老人会を訪問した。

この席で金候補は、「(私が過去)歴代政府で初めて国家長期発展戦略である『ビジョン2030』を作る際に、先進福祉国家建設が目標だった」と過去の自身の業績をアピールした。

会合では大韓老人会の李ホイル会長が金候補に対し政策提案を行った。これに対し金候補は「提案をいただいた老人手当と共に、質の高い雇用拡大を通じ、お年寄りが幸せに働き経済的な安定を実現できるよう努力する」と明かした。

23日、ソウル市内の大韓老人会を訪問した金東兗候補。新しい波提供。
23日、ソウル市内の大韓老人会を訪問した金東兗候補。新しい波提供。

 


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